美しい髪の毛の代名詞ともいえる「キューティクル」。
バサバサになったり、ゴワゴワになったら「キューティクルが開いている」と言われます。
ではキューティクルが開く原因は何でしょうか?
私もちゃんと対策しているつもりだったのに、ある日「ゴワッ!ズゥズゥゥ…」て感じになりました。
指がスルっと通らないんです!
これは困った…。
そこで調べてみたら、出るわ出るわキューティクルが開く原因が。
思ったより多かったので皆さんとシェアしようと思い、情報をまとめました。
今回は髪の毛が痛む「キューティクルが開く原因」をご紹介します。
シャンプー
11.シャンプー剤
これは知っている人も多いでしょう。
シャンプーで洗いすぎること。
髪の毛、頭皮の汚れを落とす必要はあるのですが、
シャンプーの洗浄力が強すぎると逆効果。
油分を落としすぎて、必要な髪の毛の水分まで落とすことに。
シャンプーの液を直接つけないで、手で泡立てるだけでも改善します。
また、男性に多いゴシゴシ洗い。
頭皮の汚れを根こそぎ落とそうと、強く洗いすぎて逆効果に。
シャンプーは汚れを落とすうえで大事なものですが、やり過ぎに注意です。
回数も考えてますか?
朝晩の2回シャンプーしている人は「多い」です。
夜だけに減らすなどの改善がキューティクルを守る方法です。
また、シャンプーの泡はすぐに洗い流しましょう。
自然乾燥(濡れたまま放置)
数十年前に流行った髪の毛のケア対策「自然乾燥」。
自然とつくと「良さそう」と思うが間違いだった…。
髪の毛はお風呂で濡れると水分を吸って「膨張」するイメージに。
キューティクルも開いてスキマがある状態です。
そのまま乾燥させようと放置していると、髪の毛にとって大切な水分やタンパク質が抜けてしまい、結局キューティクルに悪影響を及ぼします。
最悪のが、「濡れたまま寝る」。
これやっちゃうと、雑菌が繁殖し、「臭い」とか「かゆい」の原因に。
キューティクルが開くどころじゃない、悪い状態を自分で作り出します。
ベッドや布団で濡れた状態で入ること自体、カビなどの原因にもなります。
やめましょう。
ドライヤー
「さっきは濡れたままはダメって言ったじゃないか!!」と言われそう。
たしかに濡れたままはダメ。
ドライヤーをするべきです。
問題はドライヤーの使い方。
一か所を集中的に熱くするとキューティクルが開き過ぎてダメージの原因に。
ある程度の距離をキープしつつ、指を通しながら短時間で乾かしましょう。
ブラッシングしながらのドライヤーはあまりお勧めしません。
摩擦が多いからです。
まずはしっかりとタオルで水分を吸い、髪の毛の根本からドライヤーです。
コテ&アイロン
これもドライヤーと同じです。
ドライヤーよりも悲惨なのが「直接髪の毛を熱くする」。
最悪なのが髪の毛を焦がすこと。
濡れたままもダメ。
水蒸気と一緒に水分が消えてなくなる。
乾かしてから、耐熱スプレーでコーティングが理想。
パーマ&カラー
これも今では当たり前ですが、パーマやカラーはダメージの原因です。
強力な薬剤を髪の毛に染み込ませるので、キューティクルが剥がれやすくなる。
パーマやカラーの回数が多いと、それだけ痛みます。
もちろんブリーチも同じ。
カラーやブリーチの薬剤はキューティクルを開いてメラニン色素に直接アタックします。
ブラウンの色はかわいいですが、適度にしましょう。
自分で染めたり、色を抜いたりしないでサロンで対応です。
ちょっとお値段が張っても髪の毛がダメージを起こせば、さらにお金が掛かりますよ。
白髪染めも同じですよ。
セルフカット
自分で家で切る人がいますが、普通のハサミで切っている人がいる。
専用のハサミで切らないと、断面がボロボロで枝毛や切れ毛の原因に。
ヘアスプレー&ワックス
整髪料も使いすぎるとキューティクルを痛めます。
スプレーやワックスにはキューティクルを剥がしてし成分を浸透させる働きがあります。
ハードスプレーなどで固くした後に、動かすとさらにキューティクルを剥がすことに。
アルコールも含んでいたら、さらに水分が飛びます。
髪の毛にとって、良いことはないのです。
海やプール
キューティクルが開く原因はアルカリ性にあります。
海の塩分は弱アルカリ性。
海水は早めに洗いましょう。
なるべく濡れないようにするのも手です。
紫外線対応のオイルを髪の毛に塗ったりして守りましょう。
アルカリ性でキューティクルが開いたときに紫外線で追い打ちをかけます。
するとさらに悪化。
髪の毛にとっては最悪な状態です。
サーファーで黒髪のサラサラヘアの人っていますか?
みんな茶色でパサついているイメージないですか?
海は楽しいですが、髪の毛にとっては痛む原因になる環境なのです。
プールは塩素が問題。
塩素の影響でキューティクルが剥がれる。
漂白剤みたいなものなので、髪の毛の色にも影響を与えている。
紫外線
海の延長上にある話ですが、紫外線について。
海だけじゃなく、太陽の下にいるだけでもキューティクルが開く原因になります。
皮膚が焼けるということは、髪の毛も当然ダメージを受けています。
長時間にわたって紫外線を髪の毛に浴びていると、キューティクルが剥がれやすくなります。
夏の外出は帽子が必須。
特に日本人の黒髪は紫外線を吸収します。
乾燥
冬場に多いのが乾燥問題。
髪の毛の水分を失わせ、キューティクルが割れます。
ダメージによって、さらに乾燥する…。
悪循環ですね。
ある程度の油分は必要なのです。
乾燥すると静電気を発生します。
ゴミやほこりを引き寄せ、キューティクルが傷つきます。
乾燥から髪を守り、静電気を発生させないように心がけます。
洗い流さないトリートメントがおすすめ。
冬は夏と違った対策が必要です。
生活習慣
食生活や睡眠は髪の毛にも重要な要素です。
まずは睡眠。
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、髪の毛を育てる力があります。
それは修復力とも言います。
日頃のダメージをしっかりとした睡眠を確保することで、健康な髪へと生まれ変わります。
次に食事。
髪の毛を育てる栄養素は食事から。
私たちの身体は「あなたが日頃食べているもの」からできています。
毎日カップラーメンしか食べない人の肉体はカップラーメンで作られているわけです。
もちろん、髪の毛にはバランスの良い食事が必要です。
まとめ
今回は髪の毛に大切なキューティクルが開く原因についてご紹介しました。
知っていたこともあれば、知らなかったこともあるかもしれません。
美しいキューティクルを保つのは日頃のケアが大切なのが伝わればうれしいです。
是非、参考にして美しい髪を保ってください。
ありがとうございました。