令和元年10月25日
関西の人気番組「探偵!ナイトスクープ」で二代目局長の西田敏行さんが11月22日の放送をもって局長を引退することが発表された。
3代目局長には、なんとダウンタウンの松本人志さんが就任することに!
この電撃発表の会見でも、松ちゃんが「上岡さんをリスペクトしてますし…。」とコメント。
しかし、2代目局長の西田さんも20年近く局長を務め、すでに初代局長「上岡龍太郎」さんを知らない世代も多い。
そこで今回は探偵ナイトスクープ初代司会の上岡龍太郎さんについてご紹介します。
ナイトスクープ初代司会上岡龍太郎
伝説の知性派芸人
1960年に「漫画トリオ」で芸人デビュー。
トリオ解散後、1970年代には関西で人気が出る。
当時の大阪芸人には珍しい「知性で笑わせられる芸人」として地位を確立。
当初は東京を嫌い、関東の人間の悪口を言っていたが、東京進出すると悪口も減っていく。
独特の屁理屈気味な知的トークで東京でも徐々に地位を確立。
1988年に「探偵!ナイトスクープ」がスタート。
初代探偵局長として激怒して収録途中に帰ったりと伝説を作る。
2000年に入り「僕の芸は21世紀には通用しない」と芸能界を引退。
引退時の年齢は58歳でした。
松ちゃんは56歳で局長就任なので、芸能界も高齢化が進んでいるのが分かりますね。
島田紳助とダウンダウン
すでに芸能界を引退した島田紳助さん。
抜群のトーク力で一時期は芸能界のトップを走っていました。
その紳助さんがリスペクトしているのが上岡龍太郎さん。
上岡さんの引退を聞いて、紳助さんは「手紙」を書いたそうです。
「私の芸能界での道標を失ってしまう。引退を考え直してほしい」
その紳助さんからの手紙に上岡さんは
「ずいぶん前から君は僕の前を走っているんだよ」
と返して紳助さんは涙したそうです。
松ちゃんが島田紳助さんをリスペクトしているのは有名ですが、
上岡龍太郎さんもリスペクトしているのが過去の共演している番組を見れば伝わります。
当時は20代後半の松ちゃんが、紳助さんと上岡さんのトークに押されてるのは圧巻です。
しゃべりの天才
その言葉がよく似合う天才芸人です。
「私はお客さんに好かれたい、しかし本当のことを言ってしまうので嫌われる」
「私を観たい人だけ見ればいい、観たくない人は(TVを)消せばいい」
独特の切り口で語る「芸人論」も素晴らしいです。
30年前に語ったTV論も現代のテレビの劣化を語っている…。
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まとめ
今回はナイトスクープ初代局長、伝説の芸人上岡龍太郎さんについてご紹介しました。
松ちゃんも尊敬する上岡龍太郎さん。
若いころのチンピラ風のダウンタウンがいつの間にか大御所に。
ありがとうございました。