「足を細くしたい!」と思っていても、細くならない、
運動しているのになんで太くなるのと悩んでいる部位で多いのが太ももです。
しかし、この太もも、なんで痩せないのか?
それは、太ももの中でも裏のハムストリングスと呼ばれる部位を中心に鍛えていないからです。
今回は、足を細くするために必要な太ももでも裏の筋肉を鍛える、ストレッチ・マッサージを中心に紹介します。
太ももの裏を鍛える!
太ももの筋肉を細くする筋肉を鍛える前のポイント
人間は歩く時太ももの筋肉を使って足を持ち上げます。
そのため、太ももが太くなると筋肉を使っているからと勘違いしがちです。
実は、これは大きな間違いで、太ももが太くなるのは、使うべき筋肉が偏っているからなんです。
人間は足を持ち上げる際に太ももの前の筋肉を使います。
しかし、姿勢が悪い状態で歩行や日常生活を送るのは問題です。
太ももの裏の筋肉が使われなくなってしまうので、その筋肉周辺に脂肪が付きやすくなってしまいます。
太もも自体もリンパ管が多く流れて、加えて老廃物も溜まりやすくなるため太ももが太くなります。
猫背や正しい姿勢をとる習慣をまずは身につけると、太ももの裏の筋肉が鍛えられ痩せやすくなります。
逆に、姿勢が悪いとストレッチや運動をやっても痩せることができないので注意が必要です。
太ももの裏を痩せるマッサージとは?
太ももの裏をマッサージすると、痩せやすくなります。
それは、リンパの流れを良くして老廃物の排出を促進することで、脂肪燃焼や疲労解消につながるためです。
太ももの裏を痩せるマッサージは、裏全体を刺激する必要があります。
用意するものは、ラップの芯・棒です。
- 棒を膝下に入れて両端を両手で持つ
- 股下まで適度な力を入れて持ち上げる
- これを片足15回ほど繰り返します
注意点は、股下まで持ち上げたあと、そのまま下に戻さないようにすることです。
戻してしまうと、せっかく棒を使用して持ち上げた老廃物が足の下に戻ってしまいます。
膝下に戻す際には、太ももから離れして膝下に持ってくるようにすることが大切です。
リンパマッサージのため、効果をあげるポイント。
それは、マッサージ前に入浴やアロマを使用したクリームを使用することです。
筋肉の緊張を解すことができるのでより効果が上がるようになります。
太ももの裏を鍛えるストレッチとは?
マッサージだけでは老廃物の排出がメインのため、太ももを細くすることはできません。
細くするためには、日常で使われる頻度が少ない太ももの裏の筋肉を重点的に鍛える必要があります。
負荷が軽いものから順に紹介をするので、無理のない範囲で行っていくことが大切です。
- 床にお尻をつけて足をまっすぐ伸ばし、足、ふくらはぎ、太ももの内側をつけます
- 上体を伸ばし、ゆっくり体を足の方向に倒します
- 倒した状態で5~10秒キープ
足の裏がしっかり延びている感触があれば、足の裏の筋肉を中心に鍛えている状態になります。
上半身の背筋が延びていないと、効果が半減するので注意が必要です。
手が足先につかない、うまく上体が延びない場合はタオルを足に引っ掛ける形で行うとやりやすくなります。
【スタンディング ハムストリング カール】
- まっすぐ正面を向いて立つ
- 片足の膝を曲げて足の甲を同じ側の手で掴む
- 5~10秒静止
- 交互に左右 15回ずつ繰り返す
立ったまま、比較的手軽にできるのがこのストレッチです。
行っている時、目の視線が下に下がらないようにするのがポイントです。
バランスが取りやすいようにヨガマットをひいたりするのも長期間続けるコツになります。
- 足の裏を床につけ膝を曲げ、上半身は仰向けの姿勢を取る
- お尻とお腹を上に持ち上げる
ブリッジを単純に行うよりも下半身だけ支えるため、手に負荷があまりかけなくても鍛えることができます。
後ろの下半身の筋肉全体を鍛えることができるため、美尻や内股、O脚、X脚と言った悩み全般も解消することが可能です。
- 膝よりも低い高さの椅子を準備する
- 椅子に足の甲を乗せて、乗せた足がまっすぐ延びた状態にする
- 正面を向いたまま、反対側の足を前に出す
- 膝を曲げて体重をかけ、膝が90度曲がった状態を10秒キープ
- 片足10回ほど繰り返します
膝を曲げる方の足を椅子に乗せて伸ばしてもストレッチになります。
段差を利用して、足の裏の筋肉がしっかり延びている感覚を掴むことが大切です。
まとめ
今回は太ももの裏を鍛える方法をご紹介しました。
太ももは日常生活で使われている筋肉ですが、使っている筋肉が偏っていると、足が太くなる原因になります。
まずは、足のリンパ管に老廃物が溜まりやすくなる状態を解消する。
そして筋肉を鍛えていくことで足を細くすることが効率の良い方法になります。
最初、鍛えていない筋肉をストレッチをして、細くしていくことになるため、
適度に長くストレッチを取り入れ、負荷を重くすることを心がけることが長続きの秘訣です。
ありがとうございました。