女性が下腹ぽっこりの原因を探る!意外と多いのね!

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「もう…いや!」

下腹がぽっこりしてかわいい洋服も似合わない。
ぶよぶよして人に見せたくない…。

女性でそんな悩みを抱えている人は多いですよね。

何とか下腹を引っ込めて美しいスタイルを手に入れたいけど
ぽっこりの原因を知らないと改善策を間違えるかもしれません。

せっかく頑張ってトレーニングしても間違った方向に向かっていたら
努力も水の泡。

ぽっこりの原因はいくつかあるので自分の状態と照らし合わせて考えてみましょう。
今回は女性の下腹ぽっこりの原因についてご紹介します。




ぽっこりお腹の原因

女性は男性よりも下腹がぽっこりする原因が多いです。

女性ホルモン

女性は男性と違って、生理や妊娠、出産という要因があります。

生理があることで、女性ホルモンによって脂肪を溜めやすい体質になっています。

プロゲステロンというホルモンは妊娠に備えて、より多くの脂肪を溜めようとします。
もちろん、大事なホルモンです。

特に、妊娠した場合のことを考えてみましょう。
お腹の赤ちゃんを外の刺激から守るために多く脂肪を溜め込もうとします。

衝撃から大切な赤ちゃんを守る役割ですね。

そのため、下腹に脂肪が付きやすいのです。

妊娠・出産


妊娠の時は先ほど説明したとおり、脂肪がつきますね。
そして出産。

出産時の女性が受けるダメージは相当です。
身体の筋肉が痛み、脂肪の燃焼も悪くなります。

赤ちゃんには栄養がたっぷり必要です。

加えて母乳を作るために、食べ物を食べる必要があります。

母乳を作るには豊富な栄養分が大事。
そのため、体内に多くの栄養分を確保しようとします。

その結果、女性の体に多く油物や炭水化物を摂ってしまうと体にエネルギーとして保存しようとします。
体に脂肪が付きやすくなる体質になります。

また、出産すると骨盤がゆがみますね。
その影響で内臓が下がり、下腹がぽっこり状態になったりします。

内臓下垂または腸下垂と呼ばれているもの

ほとんどの女性は強い筋肉が無いので、内臓が支えきれません。

加齢やストレス


女性ホルモンのひとつエストロゲン。

このエストロゲンが加齢とともに減少していきます。
40歳以降から減少し始めます。

その影響で基礎代謝や脂肪の分解などの能力も低下。
結果、太りやすい体質に変わってしまいます。

またストレスでも女性ホルモンのバランスが崩れます。

脂肪燃焼が進まなくなるため下腹に脂肪が付きやすくなります。

これは、エストロゲンがなくなることで、
男性のように、内臓に脂肪が付きやすくなる。

そのため男性のような食生活をしていると太りやすくなってしまうのです。

女性は筋肉が少ない

女性の下腹が出てしまう要因に、男性よりも筋肉が少ないという理由も関係しています。

女性の特徴として、
筋肉よりも脂肪が多くなるような体質
ですよね。

同じ体重でも男性の方が筋肉自体多いです。
下腹を支える筋肉量がそもそも違います。

女性は、男性に比べて、筋肉が少ないため同じ体重でも脂肪が多くなります。

そのため、女性は男性よりもトレーニングをしないと下腹が出やすくなってしまいます。

服装も原因


服装でも、女性の方は男性よりも下腹が出やすい格好が多い点もあります。

お腹を出す服装やストッキングなどは下半身を冷やします。

無理に締め付けるような服装は脂肪が付きやすくなる。
そのため下半身が太くなってしまう要因になります。

スカートのように足が冷える服装も多いですよね。

なるべく家では温かい服装にして冷やさないようにしましょう。

腸内環境


女性はホルモンバランスの影響で腸の水分が少なくなることがあります。

さらに食事制限などで「食物繊維が足りない」「水分が足りない」状態が続くと便秘に。

便秘は腸内環境が悪くなり、悪玉菌が増えガスが溜まりやすい環境です。

下腹が張る感じも出てきます。

水分を増やし、食物繊維を食べてマッサージするようにしましょう。

卵巣のう腫

30代以降の女性に多い病気です。

「ちょっと太った?」「お腹が出てきた」

最初はそんな感じで発見が遅れる傾向にあります。

骨盤の中に腫瘍ができるので発見されるまで時間がかかるのです。
腫瘍が「こぶし」ぐらい大きくなってから気づく人が多い。

その状態になると下腹が出てきます。

頻尿や便秘、出血、腰痛、水のようなおりもの。
そんな症状が重なったら危険信号です。

9割は「良性の腫瘍」ですので「すぐに手術!」という人は少ないようです。

大腸がん


ちょっと怖い話になってきます。
「大腸ガン」は女性のがん死亡率が1位。

原因は「赤身の肉食」「高齢化」と言われています。

食事の欧米化は何十年も前から言われていることですね。
そこに高齢化も加わって何倍も増えているようです。

症状として「お腹の張り」「おう吐」「長期の下痢」などがあげられます。

見つかりにくいガンです。

普段から発酵食品や食物繊維を多く食べるようにしましょう。
発生リスクが減ります。

まとめ

今回は女性の下腹ぽっこりの原因についてご紹介しました。

原因は沢山ありますが、運動や食生活の見直しは大事ですね。
また、女性は男性と比べ体質が変化するイベントがあります。

「大腸がん」なんて怖い話ですが、それも健康的な食事と運動で予防できること。
毎日のコツコツが大事なんですね。

ありがとうございました。