昔は、テレビや映画でタバコを吸っているシーンがガンガン流れていました。
タバコを吸っている俳優さんを見ては、「カッコイイなぁ~」なんて思っていた思春期(笑)
しかし、現在では映画のワンシーンでもクレームが来るほど、喫煙には厳しい世の中に。
ジブリのアニメで「喫煙シーンが多すぎる!」なんてクレームも入るほど。
日本でも、タバコに対する風当たりが強くなり、タバコをやめる芸能人も増えてきましたね。
たしかに、今ではタバコを吸わない方がイメージが良いかもしれません。
では、タバコをやめた芸能人は、いったいどのようにして禁煙に成功したのでしょうか?
「簡単に成功できたの?」
「死ぬほど我慢した?」
私も禁煙に成功して10年以上経過しますが、他人の成功方法が気になってしまいます。
調べてみると、皆さん色々な方法でチャレンジし、禁煙に成功。
「結局、禁煙に成功すれば全部が正しい方法なんだな~」
そう思えてきました。
今回は、そんな禁煙ブームの芸能界で、タバコをやめた芸能人をご紹介します。
もしも禁煙方法で悩んでいるならあなたに合った方法が見つかるかも知れません。
私も無事に禁煙できましたが、同じような方法で禁煙に成功している人もいました。
是非、あなたの禁煙方法の参考にしてください。
目次
タバコをやめた芸能人
無事に禁煙に成功した芸能人は沢山いらっしゃいます。
今回は厳選して以下の芸能人の禁煙方法をご紹介します。
- タモリ
- 舘ひろし
- 和田アキ子
- 松本人志
- 石田純一
タモリ・15秒禁煙法
タモリさんの禁煙方法はとても簡単。
吸いたくなったら15秒数える
これで吸いたい気持ちが収まる。
タモリさんはかなりのヘビースモーカー。
1日で60本以上も吸っていたというから驚きです。
タモリさんは「吸いたい欲望は15秒以上続かない」ということを聞いて始めたそうです。
方法は単純ですが奥が深い。
これは「アンガーマネジメント」に似ています。
アンガーマネジメントは「怒りをコントロール」する技術のこと。
仕事や対人関係などで「怒り」をコントロールし感情的にならない行動をとれるようにするもの。
アンガーマネジメントには「6秒ルール」という方法があります。
イラっとしてから6秒だけ発言や行動を抑えることで感情的な言動や行動をコントロールします。
タモリさんの「15秒ルール」は感情コントロールの技術を自分なりにアレンジしたものでしょう。
理性的なタモリさんらしい禁煙方法だと思います。
舘ひろし・チャンピックス
舘ひろしさんもヘビースモーカー。
1日に70本以上吸っていたそうです。
舘ひろしさんは禁煙外来でチャンピックスを使って禁煙。
病院で禁煙をしたい人は参考になるでしょう。
チャンピックスを服用するとタバコがまずくなる効果があります。
この「まずさ」に耐えられない人はタバコが嫌いになり禁煙成功できるようです。
チャンピックスは副作用として「吐き気」「頭痛」「便秘」「不眠」など様々な症状が現れます。
この苦痛から逃れたいために早く禁煙したいと思うようになるようです。
タバコを吸いたくなっても、いつのまにかタバコのまずさや臭いの不快感が脳に刷り込まれ嫌煙になれるそうです。
ただし、クスリの効果が薄い人もいるようでタバコの味がまずくなっても吸える強者には効果が薄いようです。
続いて和田アキ子さんの禁煙方法をご紹介します。
和田アキ子・セカンドハンド・スモーキング
ミュージシャンである、和田アキ子さんの禁煙のきっかけは「アポロシアター」での40周年記念コンサート。
このステージを成功させることが禁煙の動機になったそうです。
しかし、最初は苦労したそうです。
禁煙セラピー、パッチ、禁煙パイポ、催眠術など様々な方法にチャレンジしましたが効果が無かったそうです。
最終的にはマネージャーにタバコを吸ってもらい、その副流煙を吸って気を紛らわせる方法にたどり着いたそうです。
これは「受動喫煙」ですね。
「セカンドハンド・スモーキング」と呼ばれます。
副流煙を禁煙方法に使うとは中々思いつきませんが、これで成功しているなら効果はあるのでしょう。
これはニコチンパッチに近いかも知れませんね。
ちなみに「サードハンドスモーキング」というものもあります。
これは「3次喫煙」のこと。
喫煙者の口臭や衣類、家具などからタバコの臭いを感じることがあります。
この「臭い成分」の中に有害な物質が検出されたことがら「3次喫煙」と呼ばれています。
臭いにも問題はあったんですね。
松本人志・ニコチンパッチ
お笑い界の重鎮、松本人志さんはニコチンパッチで禁煙成功しています。
そんな松本人志さんも昔はヘビースモーカー。
テレビの収録シーンなどでいつもタバコを手にしていました。
「タバコの煙ぐらい我慢せい!」と発言したこともありバッシングされていました。
そんな松本人志さんはニコチンパッチで禁煙成功しています。
私は少し意外な感じがしました。
思ったより一般的で単純な禁煙方法ですよね。
どこかでパッチの情報を聞いて試しに使ってみたそうです。
そしたら禁煙できた、と語っています。
結構気軽に禁煙した感じですね。
ツイッターなどでも「強く辞める!って思わないこと」とつぶやいています。
強い意識が「タバコへの意識を逆に強める」ことを懸念しています。
結局 禁煙は強く「辞める!」って思わないこと。そう思ってるうちはタバコを意識してるからムリ。明日から吸おうぐらいで良いのよ。その感じでオレは約10年吸ってないな〜。でも。やったー禁煙できたーって喜びは無いよ。だって明日から吸おうって感じやから。。。わかるかな?
— 松本人志 (@matsu_bouzu) May 23, 2013
現在は「一生口から煙を吐き続けるなんて情けない」と語っているぐらい嫌煙家になったようです。
ニコチンパッチは皮膚からニコチンを取り入れて吸いたい衝動を抑えるもの。
朝にパッチを貼って寝る前に剥がします。
徐々にニコチンの量を減らしニコチンが無い状態に慣れさせるもの。
副作用は皮膚がかぶれることがあるぐらいだそうです。
その為、パッチを貼る場所を腕や腹や腰に替えながらかぶれるのを防いでいます。
石田純一・自己暗示
トレンディドラマ時代の代表的な俳優、石田純一さん。
甘いマスクに似合わず、ヘピースモーカーだったそうです。
撮影中のちょっとした空き時間でもタバコを吸っていたそうです。
そんな石田純一さんは「自己暗示」で禁煙成功。
「世の中にはもうタバコはどこに行っても売ってないし誰も持ってない。」
そう思い込むことで禁煙に成功したそうです。
簡単そうですが中々、タバコが無い世界を心に刻むのは一般人には難しそうですね。
役者の技術でタバコが無い世界に入り込むことが出来たのかもしれません。
禁煙に成功した結果、声も良くなり、顔色や肌艶も改善したそうです。
今では「世界禁煙デー」のイベントでパネルディスカッションをするなど禁煙促進キャンペーンに協力してます。
まとめ
今回はタバコをやめた芸能人をご紹介しました。
皆さん、色々な方法で禁煙成功できていますね。
ちなみに私の禁煙方法はタモリさんに近いです。
吸いたい衝動が襲ってきたら「タバコをやめて良かった」と隙間なく心で唱えることです。
するといつの間にか吸いたい衝動が消えています。
↓別の記事に詳しくご紹介しています。
ありがとうございました。