社会人になり30歳も超えてしまうと記憶力に自信がなくなりませんか?
簡単なことも忘れてしまい勉強なんてどんでもない…。
そんな「あなた」に中年でも記憶力が上がる方法をご紹介します。
皆さん、こんな経験はありませんか?
「あの人、誰だっけ!あの人!」という会話の中で、顔までは思い浮かぶけれど、名前が出てこない…。
経験ありますよね?
他にも、さっき使った道具をどこ置いたかわからない…。
それは実は前の前にしまった記憶で、一回前はどこにしまったのか分からない…。
共感できる方、多いと思います。
心当たりがある「あなた」の口癖は…「年取ったなぁ…」ではありませんか?
こういった事は確かに加齢によって引き起こされます。
しかし、「もう若くない」「年だから…」というにはまだ早いです。
実は、記憶力は鍛えることで十分に底上げが出来ます!
また社会人になってから資格を取りたい人は多いはず。
大人になると資格を取りたくても忙しくて勉強できません。
しかし効率の良い勉強方法を取り入れることで記憶力を上げることができます。
今回は、短い時間でも記憶力を上げる方法をご紹介します。
英単語を1時間で50個覚えた!?
私は英語の勉強を40歳過ぎてから始めています。
まずは単語がわからないと全く前に進めないので単語の暗記から始めています。
しかし仕事の合間に単語を暗記するのは至難の業です。
単語帳を買って1ページずつ毎日ノートに書いて覚える。
こんな方法を数ヶ月続けましたが全然頭に入っていない。
1日1ページで5語から8語覚えます。
数日経過したら数ページ前の単語なんて覚えちゃいない(*_*)
必死で勉強する時間を作っても記憶に残らない・・・。
これじゃ誰でも挫折するのはわかります。
何か良い勉強方法はないかとネットで調べまくった結果この方法に行きつきました。
なんとなく概念はすぐに理解できたので、とりあえず実践。
その結果、1時間で英単語を50個も覚えた!
これは信じて実行さえすれば誰でも実践できます。
英語以外でも可能です。
短時間で暗記する方法
勉強はやり方があります。
この方法なら別の勉強にもすぐに応用できます。
たぶん10代の若い世代ならもっと沢山の量を少ない時間でこなせるでしょう。
やり方は簡単です。
私は英単語を実践中ですので英単語で説明します。
別のジャンルでも問題ありません。
準備するもの
①時間(集中できる時間)
②単語帳(別ジャンルなら記憶したいことの一覧など)
③できれば声を出せる環境
たぶん英単語10個ぐらいなら10分ぐらいで記憶できるでしょう。
慣れたらもっと早くこなせると思います。
※注意点
英単語は発音も調べておきます。
発音がわからなければすぐに調べられるようにします。
電子辞書やグーグルの翻訳で発音を聞けるようにします。
この勉強法のパワーをすぐに実感したい場合は10個ぐらいの暗記でチャレンジすると良いでしょう。
最初から50個とか100個とかチャレンジするのはおすすめしません。
やり方
①英単語と日本語訳を1個ずつ口に出す。
※口に出せない環境なら頭の中で唱えます。
②これを1語1秒で10回ぐらい繰り返す。
③次は日本語訳を隠しながら繰り返す。
※この時点で数個は覚えているはず。
④まだ覚えていない単語だけ繰り返す。
⑤「③と④」を頭で考えずにスラスラ言えるまで繰り返す。
これだけです。
単語が10個ぐらいですと10分ぐらいで出来るはずです。
「どうせ次の日には忘れるでしょ?」と疑問を持ちますね。
もちろん忘れます。
大事なのは沢山の数を何回も繰り返すことです。
繰り返しが必要なので復習も何回も行います。
この方法は復習も短時間で可能なことに注目してください。
ノートには書きません。
一切書きません。
まずは英単語を見て意味がわかるようになること。
ですからスペルを暗記しているかと言うとそこまで暗記していません。
まずは「読める」こと。
英字新聞は20000語知っていれば90%理解できると言われています。
スペルを暗記していなくても読めればかなりのレベルです。
スペルの暗記は後回しがデメリットと言えばデメリットです。
しかし単語を読めて意味がわかれば未来は明るくないですか?
Youtubeにも1語1秒の英単語暗記法がアップされています。
ただし学生向けなのでボリュームが多い(笑)
やり方だけ参考にして量は自分に合った少ない数から始めましょう。
この方法は英語だけでなくどのジャンルでも使えるでしょう。
資格試験の勉強にも使えます。
会社の仕事を覚えることにも使えます。
アレンジは自由。
自分の勉強したいことをドンドン覚えてしまいましょう!
記憶のメカニズムについて
人の記憶には一時的な記憶と長期的な記憶があります。
一時的な記憶は、海馬という部分に記憶され、人の親指の大きさ程しかありません。
海馬は一時的な記憶と、情報が重要かどうかを判断する役目を担っています。
海馬が留めておける記憶量はさほど多くないです。
最近のようにインターネットなどからどんどん情報が入ってくる時代では忘れていくスピードも速くなっていると言われています。
長期的記憶について
では、情報を一時的でなく長期的に記憶する役割を果たしているのは?
実は、小脳なのです。
大きさは、海馬より断然大きいです。
海馬に何度も入ってくる情報は、これは重要だと判断され、ニューロンという神経細胞を通り、小脳に届けられ長期的に記憶されていくのです。
ここで、どのようにすれば小脳に記憶されるようになるのか?
それは、繰り返し復習することなのです。
手順としては、まず「これが大事な情報だよ」と海馬にインプットさせる。
今度はそれを口に出して誰かに説明する、必要であれば紙にまとめて情報を整理する。
こうしてアウトプットするのです。
こうすることが、大事な記憶だと判断させ、かつその事柄を整理して小脳に送る手段なのです。
先ほどの英単語も同じことです。
口に出す方がアウトプットも同時に出来るのでおすすなのです。
何かに対して、自分では理解しているけれど、人に説明しようとするとなかなかできない。
そんな方いますよね?
それは情報をきっちり自分では理解しておらず、ただ海馬に放り込んだに過ぎないのです。
人に説明したり、まとめたりと、そういった過程で整理して理解ができ、小脳に送られやすい情報となります。
脳処理力の向上
小脳に記憶されても、それが必要な時に思い出せないのでは意味がありません。
そこで、欲しい情報がすぐに思い出せるように脳の処理力を高めることも大切です。
脳にもメリハリが大事で、ダラダラと仕事や勉強をするのでは効率があがりにくいのです。
先ほどの英単語も集中して短時間で行うことが大事。
例えば朝の10分に集中して、倍のスピードで物事を処理するのです。
早口言葉でもいいですし、音読でも、計算でも構いません。
記憶力を高めるには、覚えておきたい記憶を整理して自分の小脳に蓄積する為、アウトプットすること、そしてそれがすぐに取り出せるように処理能力トレーニングがお勧めです。
脳に記憶を定着させるには繰り返しが強力です。
繰り返し!
繰り返し!
繰り返し!
これを徹底すれば何歳になっても能力を伸ばすことができます。
記憶力が落ちても、年のせいにするのはまだ早いです!
人間は鍛えれば鍛えるほど、強くなれる生物です。
諦めずに、頑張りましょう!
努力した分だけ周りと差がついていくのでオススメですよ!