ボローニャへの観光でおすすめしたいのはココ!

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学問が息づく都市ボローニャ。
現存する中世以降の建造物から数々の民族の痕跡や歴史を垣間見る事が出来る街がボローニャです。
古くから東西南北より様々な民族がやってきて定住しています。

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ボローニャへの観光でおすすめスポット

現在は学芸都市として文化水準が非常に高い街です。
各国からの留学生がそのまま定住することも多いようです。
街を歩いているだけでも国際色豊かな風土を垣間見る事が出来るでしょう。

旧ボローニャ大学

ヨーロッパ最古の総合大学。
1119年に法律を学ぶ学生によって自主的に運営されるようになったのがボローニャ大学の始まりと言われています。
歴史ある建造物を楽しみたい人にはおすすめです。

市民の団体ではなくあらゆる地方から学ぶためにボローニャにやってきた学生で構成されていた大学です。
世界的に珍しく学生主権で運営され、実力のない講師は学生によって辞めさせられることもあったようそうです。

一方でコペルニクスやガリレオ・ガリレイ、ダンテ等の世界的にも有名な偉人たちがこの大学で教鞭を取っていました。

エントランス部分の天井は卒業生の家紋で埋め尽くされています。
様々な地から頭脳が集まってきたんだなぁと思いにふけってしまいます。

2階部分の歴史を感じる解剖学教室では解剖台と演壇後方に2体の皮膚を剥がれた人体像があります。
ちなみに解剖学教室は有料です。

聖ステファノ大聖堂

中心街から少し離れた静かな教会群「聖ステファノ大聖堂」。

時代や宗派の異なる7つの教会が密集しています。
古くから神聖な場所として大切にされていたそうです。

一つ一つの教会は増築され現在の不思議な造りになったそう。
大理石とレンガの柱が共存している場所もあり増改築の名残を感じることができます。
全てが屋内でつながっており、順番に巡るように出来ています。

これらの教会は他の都市で見られる豪華な造りとは異なり、質素で天井が低いことが特徴です。

教会の一番奥には売店があり、石鹸やハーブティー、化粧水などの豊富な種類の土産物類が修道士たちによって販売されています。
これらのお土産が目的で来る人もいるほど知る人ぞ知る穴場の観光スポットです。

店番をしている修道士に直接話を伺えば、静かな教会の雰囲気と相まって敬虔で穏やかな気持ちになる場所でした。

ボローニャでのグルメ

ボロネーゼでもおなじみ、美食の街
豚肉とミートソースがふんだんに使われたパスタのソース「ボロネーゼ」。
内陸に位置するボローニャでは豚肉の料理が伝統になっています。

市場に足を運べば「コテキーノ」と呼ばれる豚肉のソーセージや生ハムがあちこちで売られているのを目にするでしょう。
レストランに入れば「ボッリート」と呼ばれるあっさりとした味の茹でた豚肉や「すね肉」のローストも美味しいです。

また、ドルチェはイタリアの王道ティラミスよりもおすすめがあります。

マスカルポーネというイタリア原産のクリームチーズを使用したドルチェ。
ティラミスの材料でもありますが、そのまま食べる感じですね。
さわやかな風味が特徴です。