年齢とともに気になる加齢臭。
枕の臭いで気付く、なんてパターンもありますね。
仕事柄、加齢臭を放置できない人も多いはず。
私もそうです!
今まで色々な加齢臭対策の方法を調べてきました。
そんな加齢臭対策は、NHKの人気番組でもしっかりと取り上げられてます。
今回はNHKの「あさイチ」と「ためしてガッテン」で放送された方法をご紹介します。
目次
NHKで紹介された加齢臭対策
1分間朝シャワー(ためしてガッテン)
これは「ためしてガッテン」で紹介されていた方法です。
朝シャワーのやり方はとっても簡単。
それは、朝にシャワーを気になる胸や背中に当てるだけ(^_-)-☆
気になる箇所に30秒のお湯をシャワーすれば古い皮脂が落ち加齢臭対策になる、ということです。
古い皮脂が加齢臭の原因ですので臭いの原因だけ取り除けますね。
朝風呂に近いです。
人は寝ている間、朝起きるまでにグラス1杯分の汗をかくと言われています。
夏の暑い夜なら、尚更汗が多くなるでしょう。
それが朝になる頃には古い角質となり、匂いの原因になります。
皮脂が酸化して加齢臭を放つまで、約10時間から12時間かかると言われています。
朝シャワーで夜の皮脂を洗い流せは、午後までは匂いを抑えられる計算です(#^.^#)
しかも、こすったり、石鹸で洗う必要はありません。
逆に1日に何度も石鹸で体を洗うと皮膚の角質層が破壊され逆効果になります。
お湯を当てるだけ、というのが良いのでしょう。
洗いすぎも注意です!
洗い流す場所も、耳の後ろ、胸、背中、ワキなど気になる場所に30秒から1分当てればOK。
その時のお湯の温度も注意しましょう。
シャワーを浴びる温度は、それぞれ好みの温度があると思います。
しかし、朝シャワーの時は設定温度は「41度から42度」が望ましい。
この温度が匂いを抑えるには最適と紹介されています。
頭皮だけ気になる人はお湯だけの朝シャンを試してください。
シャワーの後も注意。
お風呂から出たら、身体と髪の毛は必ず「乾燥」させましょう。
シャワーの後で身体や髪の毛を自然乾燥させる人もいるかと思いますが、これは「NG」。
ブッブーです(+o+)
濡れた髪や身体は、放置しておくとムレて匂いを放ちます。
逆効果ですね。
しっかりとドライヤーで乾かしましょう。
髪の毛だけでなく、頭皮まで。
ワキや下半身も忘れずに。
消臭系のクリームやスプレーを使っている人は、シャワー後にしっかり乾かしてから塗ってくださいね。
冬などの寒いときは温かい濡れタオルで気になる箇所を拭くだけでも効果があるようです。
塩洗髪(あさイチ)
この対策方法は頭皮の加齢臭に焦点を絞っています。
頭皮の臭い対策はケアが難しいので「塩洗髪」が有効と紹介されています。
塩洗髪とは「塩水で髪を洗うこと」
塩水には加齢臭の原因であるノネナールの付着した垢などを洗い流す作用があるそうです。
やり方も簡単です。
- 洗面器にお湯をためて大さじ1杯の塩を混ぜます
- このお湯で髪を洗い、地肌もマッサージします
- 最後にシャワーで塩水をキレイにすすぎます
- 頻度は3日に1回がベスト
最初はベタつきがあるそうですが頭皮の状態が良くなるとベタつきは改善されるそうです。
3日に1回が良い理由は塩水には皮脂を落とす効果はないからです。
シャンプーをしないと頭皮に皮脂が貯まる一方ですので3日に1回がベスト、ということです。
重曹(あさイチ)
重曹を使った加齢臭対策が紹介されています。
重曹は食品にも使われる人体に安全な成分です。
加齢臭の成分であるノネナールは「不飽和アルデヒドの一種」で酸性です。
アルカリ性の重曹が酸性のノネナールを中和して消臭効果は発揮してくれます。
重曹は粒子の細かいものを選んでください。
「薬用」とか「食用」と書いてあるはずです。
わからない場合はお店の店員さんに聞いちゃいましょう。
続いては重曹石鹸ペーストのご紹介です。
重曹石鹸ペースト
これは衣類の襟や袖の汚れや汗が多く臭いやすい箇所に使います。
作り方は簡単。
重曹と液体せっけんを「(重曹)2:(石鹸)1」の割合で混ぜます。
このペーストを襟や袖に塗り、10分ぐらい放置。
その後、そのまま洗濯します。
枕カバーに使いたい場合は洗面器にお湯(40度~50度)を溜めてペーストを多めに溶かします。
枕カバーを同じく10分ぐらいつけてお湯と一緒にお洗濯します。
とっても簡単です。
是非、試してください。
重曹デオドラントスプレー
洋服の上からでもスプレーできる重曹デオドラントスプレーです。
会社でも使えるように、携帯用に1本作っておきましょう~(^^♪
- 重曹 1~2g
- 水 200ml
- アロマオイル(ローズオイル、ラベンダーオイル、ベルガモットオイルのいずれか一つ)
水と重曹を混ぜます。
アロマオイルを1滴か2滴入れます。
あとは容器に入れて完成です。
とりあえず、朝シャワーやデオドランドで加齢臭を抑えていきましょう。
朝の電車なども気持ちよく乗れるようになってください(^^♪
しかし、加齢臭は生活習慣と密接に関係があります。
続いて食事による改善策です。
加齢臭対策になる食べ物や食生活
これをご覧の方はすでにご存じかと思いますが、加齢臭はノネナールという物質が原因です。
そのノネナールの発生を抑えるには活性酸素を減らす必要があります。
それには生活習慣を改善する必要があるんですね。
有酸素運動でサラサラ汗が出るようにすることも必要。
お酒やたばこを控えることも必要。
でも、とりあえず心の負担が少ないのは「食事の改善」ではないでしょうか。
朝シャワーやデオドランドに加えて、食事の改善もチャレンジしてみてください(#^.^#)
洋食から和食へ替える
近年の日本で加齢臭や体臭に悩む人が増えた原因のひとつに、食べ物の欧米化が指摘されています。
洋食の食材は和食に比べて動物性タンパク質が多く使われています。
またジャンクフードなどは油や添加物が多く、身体にとって良いことは一つもありません。
動物性の脂肪は皮脂腺やアポクリン腺を刺激します。
これが、皮脂の分泌を過剰にすることで臭いの原因になります。
和食は動物性たんぱく質が少ないだけでなく、のちに紹介する大豆や発酵食品が多く使われています。
豆腐や煮物、納豆、みそ、醤油などの食べ物は、加齢臭対策だけでなく、メタボ対策にもなります。
和食は魚が多く肉を減らすことにもなりますね。
食生活を洋食から和食に切り替えることで、加齢臭が抑えられる体質になります。
和食最強!(^^♪
和食の中でも、味噌汁、漬物、納豆、青魚を意識して食べましょう。
また、避けたい食べ物で「何を減らせばよいかわからない」そんな場合は、以下の食べ物を減らすように心がけましょう。
- コーヒー
- チョコレート
- バター
- チーズ
- 豚肉
- ベーコン
- ナッツ類
- 香辛料
ジャンク系の食べ物も控えましょう。
お菓子類、ファストフードなどの食べ物を多く食べている人は注意です。
チョコレートやスナック菓子は美味しいけど油がいっぱい!
洋食の食べ物には植物油も結構使われています。
「植物油だから安心」ではありませんよ!
中性脂肪などを増やし、体の中で過酸化脂質に変化するので加齢臭の原因になります。
出来るなら、油はオリーブオイルを使うようにしましょう。
アスタキサンチンを含む食べ物を食べる
アスタキサンチンはご存知でしょうか?
アンチエイジングの効果が高いと言われているアスタキサンチンですが、加齢臭対策にも期待できます。
それはアスタキサンチンはビタミンCの6000倍ちかい抗酸化力を持っているからです。
また、ビタミンEと比べると500倍の抗酸化力と言われています。
加齢臭の原因は、皮脂が酸化して発生するノネナールが問題。
アスタキサンチンは、皮脂が酸化するのを防ぐことでノネナールの発生を抑えます。
アスタキサンチンを含む食べ物は赤やオレンジ色の食べ物が多いです。
- 紅鮭
- イクラ
- 毛蟹
- 金目鯛
- 甘エビ
- オキアミ
- 銀鮭
- すじこ
これらの食べ物は先ほど紹介した和食に通じる食べ物です。
やはり和食に切り替えることで、加齢臭対策が行いやすい環境が作れますね。
注意なのは身体に良いからと言って、食べ過ぎると「カロリーオーバー」になり、別の問題が発生してしまいます。
食べ過ぎに注意ですね(*_*)
肉や乳製品などの食べ物を減らす
先ほども簡単に説明しましたが、肉や乳製品を抑えることが加齢臭の対策につながりますので、さらに説明しておきます。
肉や乳製品などの食べ物が多いと、分解されたタンパク質がアンモニアや硫化水素などの臭い物質を増やします。
したがって肉や乳製品が多いと加齢臭が強くなると言われています。
また、野菜をあまり食べない人は肉や乳製品が多い食べ物が中心になるので加齢臭が強くなる傾向にあるようです。
避けたい食べ物は以下の通り。
- バター
- ラード
- マーガリン
- 牛肉
- 豚肉
- 卵
- ※チーズやヨーグルトは発酵の過程を経ているので善玉菌が豊富で身体によいです
いきなり「肉は食べてはダメ!」と言われてもすぐには難しいですよね。
それならば、まずは肉から魚に替えるのもよいでしょう。
すぐに出来ることから一歩ずつ(^^♪
「あれ?同じ動物性タンパク質なのでは?」と思うでしょう。
魚も同じ動物性タンパク質ですが肉とはずいぶん違う働きをします。
魚には様々なアミノ酸などの活性酸素を消す働きがあります。
またビタミンEを多く含んでいる魚も多く、加齢臭対策としてだけでなく、健康にも良いと言われる理由です。
魚を食べると血液がサラサラになります。
逆に、肉を多く食べると血液がドロドロになります。
それはなぜか?
それは体温の関係です。
牛、豚、鶏の体温は38度~41度ぐらい。
人間は36.5度ぐらいが平熱ですよね。
体温の高い動物の脂肪を体温の低い人間が食べると、その脂肪が固まってしまいます。
焼いた肉が冷めた時に、脂が白く固まりますね?あれです。
これが人間の血液に混ざりドロドロにします。
一方、魚は変温動物で、住んでいる水の温度より少し高めの体温。
海の水温は高くても30度なので魚の脂肪は人間の体内で溶けるのです。
それが魚を食べると血液がサラサラになる理由です。
この魚の脂質は不飽和脂肪酸と言われ、血液中の中性脂肪やコレステロール値を調節する働きがあるといわれています。
中性脂肪やコレステロールを抑えることが、加齢臭対策になるので肉よりも魚を食べることがオススメなのです。
続いて「腸内環境を整える」で加齢臭対策です!
腸内環境を整える
腸内環境を整えるには、善玉菌を増やすこと。
そして悪玉菌を減らすこと。
この2つを意識します。
善玉菌を増やすには?
善玉菌を増やす食べ物は「発酵食品」。
食品は発酵することで様々な善玉菌が作られます。
その善玉菌の数は数え切れません。
善玉菌は加齢臭だけでなく、それ以外の体臭や口臭などを消す効果が期待できるのでオススメです(^^♪
加齢臭対策と言っても「準備するのが面倒な食べ物」は避けたいので、手軽に食べられる食べ物を紹介します。
納豆
納豆は活性酸素を抑え免疫力を高めます。
納豆に含まれる栄養成分に「セレン」という物質があります。
この「セレン」はビタミンEと同じように活性酸素から細胞を守り酸化を防いでくれます。
ヨーグルト
ヨーグルトには整腸作用があります。
お腹の働きを整えてくれる、ということですね。
ヨーグルトの成分には活性酸素を抑える働きはありません。
しかし、腸内の悪玉菌が減り、善玉菌が増えることは活性酸素を抑えることにつながります。
ヨーグルトは自宅で作れば乳酸菌も多く市販品よりも効果は高いです。
私の家ではヨーグルトメーカーで作っています。
味噌
味噌は立派な発酵食品です。
昔から日本人は健康食に囲まれて生きていたのですね。
関心します。
味噌研究は大学などでもしっかり研究されています。
活性酸素を抑える効果が確認されています。
ということは、「加齢臭対策にもなる」ということですね(^^♪
なかでも塩分控えめで、成熟期間が長い赤味噌が効果が高いです。
我が家では味噌も自作し、毎年2月ぐらいに1年分仕込んでいます(^^♪
悪玉菌を減らす
年を重ねると、腸内環境では善玉菌が減り、悪玉菌が増えます。
そんな悪玉菌を減らすのは「食物繊維」を食べましょう(^^♪
腸内の悪玉菌は活性酸素の発生原因になります。
食物繊維は腸内の悪玉菌や老廃物などを除去してくれます。
食物繊維を多く含む食材
豆類、ごぼう、ひじき、切り干し大根、など
ビタミンEとビタミンC
細かく説明するととても難しい話になりますが、一言でいうと活性酸素から細胞を守ってくれる(^_-)-☆
細胞が活性酸素から攻撃されると「酸化」します。
酸化した過酸化皮質が加齢臭の原因「ノネナール」を発生させます。
ところが、ビタミンEとビタミンCの食べ物を組み合わせて食べると、酸化を防ぐ効果を発揮してくれます。
これが「若返りのビタミン」と言われる理由です。
ビタミンEを多く含む食材
青魚、モロヘイヤ、ナッツ類など
ビタミンCを多く含む食材
ピーマン、モロヘイヤ、レモン、など。
※緑黄色野菜と果物と覚えておけば問題ないでしょう。
トマトを食べる
緑黄色野菜などの食べ物は全般的に加齢臭対策に良いのですが、気軽に食べれる食べ物「トマト」は強くオススメしたいです(^^♪
トマトに含まれる「リコピン」という成分が抗酸化作用が強いことが研究されています。
また、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血流改善、メタボ対策などにも効果が期待されています。
ぐことから、
血流を改善する効果や、生活習慣病を予防する効果も期待されています。
我が家ではトマトを切って、オリーブオイルを掛けるだけ食べたりしています。
味が物足りないなら、塩を振れば問題ありません。
オリーブオイルとトマトの相性はよく、オリーブオイルからリノール酸、ポリフェノールなどを一緒に取ることが出来ます。
飲み物をお茶にする
お茶も加齢臭を抑える効果があると期待されています。
お茶の中でも選ぶのは「緑茶」。
緑茶に含まれる「カテキン」が酸化を抑え、加齢臭対策に効果を発揮します。
苦み成分のポリフェノールの一種である「カテキン」はいくつか種類があります。
その中でも「ガレート型カテキン」がコレステロールから身体を守り、活性酸素を抑えてくれるようです。
緑茶と言っても「玉露」「煎茶」などのお高いお茶は、テアニンが多いので加齢臭対策には向かないようです。
毎日、コーラや甘い飲み物を飲む人は少しずつ緑茶に切り替えてみましょう。
アルコールを控える
アルコールは適度に飲むと健康に良いと言われています。
しかし、過剰に取り過ぎると活性酸素が増え、加齢臭の原因になります。(T_T)
アルコールを分解しようとして肝臓が過剰に働いて活性酸素が発生してしまうのですね。
アルコールはさらに、様々な身体のトラブルを発生させます。
肝臓が休みなく働き続けることで代謝が悪くなり老廃物が貯まります。
身体も疲れやすくなるでしょう。
もちろん加齢臭だけでなく老化の進行も早まります。
若い女性でも前の晩に深酒した人は加齢臭がします。
加齢臭だけでなく別の臭いも混ざっているのでキツイ臭いがします。
本人は気付いていないと思いますが酒もタバコもやらない「健康な人」にはすぐ気づかれます。
若くても注意が必要ですね。
ただ、どうしても断れない時もあるはず。
そんな時は「ワイン」を選びましょう(^^♪
ワインには抗酸化物質である「ポリフェノール」が豊富に含まれています。
ワインの種類でも効果が変わります。
「色が濃い」「熟成期間が長い」
この2つに当てはまるとよいです。
必然的に「高いワイン」てことになりますかね(+_+)
でも安いからダメというわけではないので、神経質になることはありません。
ただし、「飲みすぎ注意」ですね(^_-)-☆
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良かったらご覧ください。
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まとめ
NHKで紹介された加齢臭の対策はどれも簡単ですね。
まとめます。
- 3日に1回塩水で髪(頭皮)を洗う
- 重曹ペーストで服の臭い、重曹スプレーで身体の臭いを消臭
- 朝に気になる箇所を30秒ずつシャワーする
どれも簡単ですので加齢臭が気になる人は是非、試してください。
これで香水やコロンに頼る加齢臭対策が不要になると思います。
ありがとうございました。