毎年クリスマスにはサンタクロースがプレゼントを配ってくれる。
そんな当たり前のことですが以外と由来を知りませんね。
そんなサンタクロースの由来をご紹介します。
サンタクロースの由来
サンタクロースの由来ですが4世紀頃の東ローマ帝国時代の伝説から始まっています。
サンタクロースの由来は聖職者の「聖ニコラオス」の伝説です。
※聖ニコラウスなど読み方は色々あります。
この説には複数のパターンがありますが一つ紹介します。
ある貧しい家庭の娘三人がお金が無いために「身売り」することになった。
そのことを知った聖ニコラオスが真夜中に煙突から金貨を投げ入れた。
すると暖炉に干してあった靴下に投げ入れた金貨が入って娘たちは身売りをする必要がなくなった。
めでたしめでたし。
こんな伝説です。
この伝説を聖ニコラオスが真似て世界に広まったようです。
ここから「煙突」「靴下」「プレゼント」の風習が発生しています。
日本にどのように伝わったのか
日本ではどのようにサンタクロースが伝わったのでしょうか?
それはもちろん「アメリカ」から伝わったのです。
アメリカでのサンタクロースの由来は17世紀頃から始まったとされています。
オランダには元「シンタクラース祭」という風習があります。
それは14世紀頃から聖ニコラウスの命日の12月6日を祝う風習でした。
それをオランダからの移民者がアメリカで定着させたと言われています。
名前も「シンタクラース」→「サンタクロース」と変化したようです。
またイギリスには「ファザー・クリスマス」という風習があります。
これは12月25日に子供達にプレゼントをあげる風習です。
「シンタクラース祭」と「12月25日」が混ざって現在のように変化したと言われています。
日本はアメリカ文化の影響を受けているので、アメリカの風習がそのまま伝わっているのです。
サンタクロース衣装の由来
クリスマス、サンタクロースといえば「白いひげ」「赤い服」「りっぱな体格のおじさん」ですね。
実はこの衣装ある飲料メーカーの広告から由来しています。
元々、衣装の色は各国様々なようですがアメリカの飲料メーカーのイメージが現在の主流になりましたね。
その飲料メーカーとは「甘くて黒い炭酸水」を売っている会社ですw
わかりましたか?
デザイン的にも華やかで私は好きですよ。
国によっては「黒」とかもあるようです。
世界各地のサンタクロース
ドイツではサンタクロースがプレゼントを持ってくる風習はないようです。
サンタクロースのかわりに「聖ニコラオス」か天使のキャラクター「クリスト・キント」が持ってくるそうです。
ちなみに毎年クリスマス時に「クリスト・キント」コンテストみたいなのがあるようです。
日本ではミス○○みたいなものでしょうかw
イギリスのサンタクロースは「ファーザー・クリスマス」と言って緑の長いローブを身に着けています。
こちらも煙突から入り子供達にプレゼントを配るのですが子供達は「ファザー・クリスマス」にお礼をします。
「ミンスパイ」と「牛乳、もしくはブランデー」をお礼にプレゼントするのです。
少しほっこりしますねw
ロシアのサンタクロースは青です。
名前は「マロース」。
元々子供を誘拐する悪党でしたが心を入れ替えて罪滅ぼしに子供達にプレゼントを配っているそうです。
まとめ
クリスマスのサンタクロースの由来はわかりましたか?
- 聖ニコラオスから伝説は始まる
- 日本はアメリカで変化した風習が伝わっている
- 世界では様々な衣装のサンタがいる
- プレゼントを子供に配るのはどこも同じ
クリスマスパーティーでこの雑学を披露すると受けが良いかもしれませんねw
では、ありがとうございました。