清流に広がる紅葉!2016年の奥入瀬渓流の紅葉

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2016年の紅葉シーズン、せっかくなら都会の喧騒を離れ、ゆっくりと大自然の中で楽しみたいものですね。
今回は青森県と秋田県の県境にある「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」をご紹介します。

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奥入瀬渓流の紅葉の見頃とオススメポイント

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奥入瀬渓流は十和田湖を水源とする奥入瀬川の渓流であり、子ノ口から焼山までの約14kmの流れを指します。
周囲は国立公園に指定され、渓流はブナやカツラ、カエデ、トチなどの自然林に囲まれています。
紅葉のシーズンには渓流を赤や黄色の木々が染め、美しい紅葉は訪れる観光客を魅了します。

おすすめスポットは幅20m、高さ約7mの奥入瀬渓流最大の観光スポット、銚子大滝。
奥入瀬渓流で唯一本流にある滝で、まるで番人のように渓流を守る姿は圧巻です。
渓流に沿って遊歩道が整備されているため、ゆっくりとハイキングを楽しむのもいいですが、
14km全て歩くと5時間以上必要になります。
ちょっと気軽には出来ないですねw

体力に自信のない人や時間のない人はこのコース。
石ケ戸バス停から雲井の滝までの間(片道約2.6km)のコース、
または、子ノ口から銚子大滝までの間(片道約1.6km)など、
オススメスポットに絞って歩いても十分満喫できると思います。

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奥入瀬渓流の混雑状況とアクセス

ゆっくりと奥入瀬渓流の散策を楽しみたい人は早朝の時間帯に行くのがおすすめです。
混雑を避けるという理由もありますが、澄んだ空気の中では紅葉もより色濃くなり、より美しい紅葉を楽しむことができます。

奥入瀬渓流を通る道路は狭く、観光バスや一般車両が集中する昼間はすれ違いや渋滞などで混雑します。

・奥入瀬渓流へのアクセス
青森駅からJRバス「十和田湖休屋行き」に乗車、約3時間(新青森駅経由)
八戸駅からJRバス「十和田湖休屋行き」に乗車、約2時間

マイカー利用の場合、東北道小坂ICより約40分

青森駅や八戸駅から奥入瀬渓流を通るバスが運行されていますが、
本数は多くないので事前に時刻を確認することをお勧めします。

マイカー利用の場合、大きな駐車場は「子ノ口」「石ケ戸」「焼山」の3箇所ですが、
中間地点の石ケ戸の駐車場は紅葉シーズンは早々に満車になります。
また、紅葉シーズンの土日は一般車両の通行止が行われる場合もありますので、
焼山か子ノ口の駐車場に車を止め、そこからバス利用も検討してみて下さい。

トイレや休憩場所について

奥入瀬渓流のトイレは五箇所です。
「子ノ口」「玉簾の滝前」「石ケ戸バス停前」「至松見の滝前」「焼山のおいらせ渓流観光センター」です。
全体としては少ないですね。

特に玉簾の滝~石ケ戸バス停前間は4.6kmの間トイレがありませんので、奥入瀬渓流の全区間を歩く人は注意が必要です。

休憩所は「子ノ口」「石ケ戸」「焼山」の3箇所しかありません。
途中にはベンチもありますが、売店はこの3箇所だけですので、あらかじめ飲料水などを準備したほうがいいでしょう。

まとめ

バスツアーの場合、奥入瀬渓流は途中で降りてバスの周辺だけを散策することが多いですが、
渓流の大自然を満喫するなら自分のペースでゆっくり歩きたいところ。

アクセスが良くないので事前の下調べが必要になりますが、
2016年の紅葉シーズンは十和田湖の紅葉と合わせ、
奥入瀬渓谷の紅葉を楽しむハイキングに出かけてみてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。

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