腰痛、悩ましいですね(T_T)
私は10代の頃から腰痛に悩まされ、色々な方法を試しました。
マッサージやストレッチも重要ですが、自分で指圧できる腰痛のツボも好きです。
仕事の合間や寝る前に刺激して、腰の疲れを取りましょう。
今回は、「腰、足、手」にある腰痛に効果的なツボをご紹介します。
目次
ツボの押し方
今回は腰、足、手にあるツボをご紹介しますが、その前に、ツボの押し方をマスターしてください。
マスターといっても簡単です(#^.^#)
※まず妊娠中や身体に異常(体調不良)が感じられる方は専門家の診断を受けてください。
大体のツボの指圧方法は下記のとおりです。
基本的にこの方法で指圧し、指示があればその方法に従ってください。
- 押す指「親指の腹」
- 押す速さ「ゆっくりと3秒~5秒で1セット」
- 繰り返す時間「数分」
- 押す力「少し強く、刺激を感じるぐらい」
では以上の押し方を参考にして以下のツボを刺激してください。
腰痛のツボ(腰)
命門(めいもん)
場所はおへそのちょうど反対側の背骨と背骨の間。
わかりやすいですね。
こちらは親指で指圧しにくいですので中指で軽く数十回指圧してください。
このツボは体内エネルギーを整える役割もあり、腰痛だけでなく、体力減少、冷え、下痢、などの症状にも効果があります。
腎兪(じんゆ)
ツボの位置は、命門から指2本分離れた左右の場所。
両手を腰骨にかけて、親指で刺激するとうまくできるでしょう。
この腎兪を刺激して「痛み」を感じるのであれば「ぎっくり腰」の危険性あり。
ストレッチで腰を柔軟にしてから筋力をつけましょう。
この腎兪は腎臓を整える効果もありです。
老廃物を排出するのに役立つためデトックス効果も期待出来るツボです。
志室(ししつ)
命門から指4本分離れた左右にあります。
腎兪の隣ですので流れで一緒に指圧しましょう。
このツボは腰痛と「腰が重い」などの人にも効果的。
胃腸が弱い人、坐骨神経痛、記憶力低下、疲れ、などもにも期待できます。
このツボを指圧するついでに腰の外側の筋肉も刺激して血行を改善させると胃腸が活動的になり機能が整えられます。
大腸愈(だいちょうゆ)
ツボの場所は背骨と骨盤のつなぎ目から左右に指2本離れた場所です。
ベルトの位置にある人も多いので参考にしてくださいね。
このツボは親指ではなく「こぶし」で刺激しましょう。
腰痛や坐骨神経痛だけでなく、名前の通り大腸に効果があります。
便秘や下痢にも効果がありますので調子が悪い人は是非、チャレンジを。
続いて足にある、腰痛のツボをご紹介します。
腰痛のツボ(足)
委中(いちゅう)
膝の裏にあるシワのあたり、真ん中を指圧。
膝をつかむように親指で刺激します。
このツボは腰痛に効果があるツボとして有名です。
腰痛の人は痛みがある場所なので強すぎる指圧は避けましょう。
委中は腰痛だけでなく膝の炎症などにも効果があります。
承山(しょうざん)
場所はふくらはぎの中心線。
筋肉とアキレス腱との境目です。
床に座り膝を軽く曲げ、両手の親指を重ねて指圧します。
このツボは腰痛だけでなく足のむくみ改善効果も高いです。
「足やせのツボ」として知っている人も多いかもしれません。
足のしびれや痛みなど万能ツボですので、是非試してみてください。
また寝る前に指圧すると足の血行が良くなり体温が上がります。
足の血行をよくするのは睡眠導入の方法として効果がありますので、寝つきが悪い人は試してください。
承筋(しょうきん)
ふくらはぎの真ん中あたり。
腰痛や坐骨神経痛に効果あり。
また、足のむくみ、だるさ、疲れにも効果が期待できます。
腰痛と足に有効と思ってください。
三陰交(さんいんこう)
足の内側で、くるぶし指4本分上にあります。
骨と筋肉の境目を確認してください。
親指で指圧してください。
腰痛だけでなく、女性特有の症状に効果が高いツボ。
生理痛、冷え性、生理不順、更年期障害に期待できます。
陣痛を早めたり、安産にも効果があるツボとして有名です。
曲泉(きょくせん)
膝を曲げたときにできるシワの端(内側です)。
親指の腹で指圧してください。
腰痛のほかにも大腿神経痛や膝関節炎、リウマチ。
女性なら月経痛、月経不順、不妊症などに効果が期待できます。
照海(しょうかい)
足の内側、くるぶしの下。
親指ぐらい下の場所にあります。
親指の指圧で3~5分ぐらい指圧してください。
慢性的な腰痛に効果があります。
骨盤全体的の血流の改善も期待できます。
不眠症、咽痛、耳疾患、腎疾患、花粉症、冷え性、など効果は幅広いです。
中封(ちゅうふう)
両足の内くるぶしの指1本分前に移動したところ。
親指でグリグリ指圧しましょう。
5分ぐら指圧しても大丈夫です。。
ぎっくり腰などの歩くことがつらい腰痛、腰回りの緊張をほぐす効果。
痛み軽減などの目的で指圧してください。
崑崙(こんろん)
足首の外くるぶしとアキレス腱の間、ヘコんだところです。
親指で両足を指圧しましょう。
腰痛、ぎっくり腰、背骨などに効果があります。
腰痛だけでなく鼻水、鼻づまり、足のむくみ、足の疲れ解消など幅広い範囲で効果があります。
風市(ふうし)
立ち上がった状態で両腕をダランたらします。
そのときに中指の先が触れるところがポイント。
このツボは「痛い」ツボです。
しかしその効果は高く、腰痛だけでなく足全体のダルさにも効果が高いです。
「足やせ」にも効果が高いので女性におすすめです。
激しい痛みの場合は押さないでくださいね。
腰痛のツボ(あしうら)
湧泉(ゆうせん)
足の裏の土踏まずより少し前方、足指をぐっとしたときのヘコんだところ。
親指で3秒押して3秒かけて戻してください。
これを3分ぐらい繰り返し指圧すれば大丈夫です。
このツボは読んで字のごとく「エネルギーが泉のように湧く」ツボです。
腰痛だけでなく足の疲労、おしり、背中、首などあらゆる場所の疲労回復に効果が高いです。
女性は生理不順や冷えなどに効果があるようなのでおすすめです。
リラクゼーション効果もありますので毎日行えば全身のケアにもなります。
腰痛のツボ(手)
中渚(ちゅうしょ)
手の甲の小指と薬指の骨の間。
少しヘコんだ場所ですので強めに押して大丈夫です。
腰痛だけでなく、頭痛などの痛み止め効果があります。
まとめ
腰痛のツボはまだまだありますが、多すぎて紹介しきれません。
腰痛はツボだけでなくストレッチも取り入れてケアすれば、自力で改善できます。
ただし、無理は禁物です。
腰痛を悪化させます(*_*)
↓別記事で腹式呼吸で腰痛を改善させる方法を紹介しています。
1日も早く腰痛が改善されると良いですね。
ありがとうございました。