知らないと大損!?保険見直しの注意点を徹底解析!

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保険は家・車に次ぐ人生三大出費と言われています。

保険を見直しをせずに放置すると、無駄な保険料を払い続けて数百万も大損することに。

ここでは絶対抑えておきたい見直しの注意点をまとめました。

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見直し前の注意点!

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・保険の無料相談窓口に行かない
保険見直しをする時に、街にある保険の無料相談窓口に行っては行けません。
ショップの店員はあなたに保険を売ることで、保険会社から紹介手数料を得ています。
見直しと称して他の保険を売り、更に「保障が足りない」と他の保険も上乗せして保険料が上がることも多く注意を。
保険の見直しはネットなどで情報収集して自力で行いましょう。

・既にある保障を知る
民間の保険に加入する前に、既に持っている保障を確認します。
(死亡時)国から遺族基礎年金、遺族厚生(共済)年金、中高齢寡婦加算の支給。
勤務先からは死亡退職金や育英年金
(医療)国からは健康保険で自己負担3割(6~69歳)、高額療養費制度、傷病手当金、障害年金など
このようにすでに手厚い保険に加入しているため、必ず保険に入る必要はありません。
「貯蓄で足りない保障だけを民間の保険商品で補えばいい」のです。

・保険を解約する時は、新しく加入した保険の保障がスタートしてから
新しく加入した保険の申請が完全に通り、保証がスタートしてから前の保険は解約しましょう。
あなたや家族の健康状態に問題があり、新しい保険の審査が通らない場合もありますのでご注意を。
解約期限などのタイミングにより、2つの保険の支払時期が被ることもあります。
タイミングはきっちり調べて無駄に払いすぎないようにしましょう。

それでは代表的な保険の注意点を見ていきましょう。

死亡保障

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まずは今持っている保障から確認します。
(遺族基礎年金)子のある妻・または子で、子が18歳3月まで年額で妻780,100円+子の加算で、妻1人子1人では年1,004,400円支給
(遺族厚生(共済)年金)サラリーマンと公務員には年金加入期間による額が妻に生涯支給。
再婚で終了
(中高齢寡婦加算)子どもが18歳以上、もしくは子のいない妻に年額585,100円65歳まで支給。
自営業者はなし
(勤務先の福利厚生)死亡退職金、育英年金があるか確認を
(自治体の児童育成手当)収入によって月額数万円の支給も
このような手厚い保障を考えた上で、足りない額を保険で補いましょう。
特に自営業者は遺族基礎年金のみ(子どもがいなれければなし!)なので、サラリーマンより保障を手厚く。

ただし年金納付済み期間が加入期間の3分の2以上あることが必要ですので、絶対に未納しないよう注意して下さい!
後は「必見!保険見直しのタイミング 知らないと損する5つのポイントとは」を参考に
結婚した時・出産時・家を購入した時・子どもが独立、定年退職した時・離婚または死別で片親になった時に保障の見直しを。

■終身保険は保険料が高く、途中の見直しで解約すると大損するのでお薦めしない
■ライフステージに合わせて保障額の増減を。定期保険で更新毎に減額するよりも、毎月年金受け取りできる「収入保障保険」が保険料も安くお薦め。
喫煙者は「アクサダイレクト生命(収入保障2)」「オリックス生命(keep)」。
非喫煙者は「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命(家族のお守り)」が候補に。

医療保険・がん保険

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健康保険では、6~69歳までは自己負担3割と既に手厚い保障があります。
(高額療養費制度)一般的な収入で月に80,100円の上限(食事代など別)あり。
更に年間3回以上の適用で、4回目から上限44,400円に。
(傷病手当)連続4日以上会社を休んで給料がない場合、3分の2相当額が最大1年6カ月間支給
民間の医療保険では「入院・手術」対応だと通院では何の役にも立ちません。
よって保険料はそのまま貯蓄に回すか、貯蓄が増えるまでの期間安い保険に入るのがお薦め。

都道府県民共済やコープ共済(割戻金もありお得)、「楽天生命ピンポイント」「アクサダイレクト・カチッと医療」などネットで入れる保険、会社のグループ保険で検討を。

(がん保険)
がんは日本人の2人に1人がかかると言われています。
また治療薬が高額、抗がん剤治療や放射線治療などで治療が長引くことで、高額療養費制度があっても金銭的負担が重くなります。
よって医療保険よりもがん保険の方が優先順位は高く、シンプルで料金の安い保険を検討してみて下さい。
がん保険の注意点です。

・免責期間がある(保険料払い込みより90日目から保障が始まる)
・診断給付金が2回目以降も払われるタイプは条件が厳しく注意
・上皮内新生物(初期がん)は対象外、もしくは減額が多い
・古いがん保険は診断給付金が出ないことも←即見直しを

現在では入院をせず通院治療が増えた点や、治療費やウィッグ代など賄えるために、診断給付金を重視することをお薦めします。
AIG富士生命「がんベスト・ゴールドα」やオリックス生命「がん保険Believe」などを候補にしてはいかがでしょうか?

まとめ

・保険の見直しは現在もっている保障を知った上で、自力で行う
・死亡保障と医療保険は公的な保障で足りない分を保険で補う
・がん保険は診断給付金が重要

以上が保険見直しに注意したいポイントです。
知らずに無駄な保険料を払い続けないよう、見直しの際には忘れずにご確認下さい!

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