寒い季節になると乾燥肌が気になりますね。
朝から顔面が「かゆくなったり」「ガサガサになったり」困ったものです。
最近は男性でも乾燥肌で悩んでいる人が多いですね。
「オイリーなのに何で乾燥するの?」
「口のまわりが粉吹いて恥ずかしい…」
「唇が割れて痛いから何とかしたい…」
早く解決したいですね。
自己流で解決しようとする人が多いですが、失敗してさらに悪化させる人もいます。
まずは一通りの方法を学んでから行動しても遅くは無いです。
今回は顔の乾燥肌で悩む男性のために原因から対策方法まで紹介します。
是非、乾燥肌を解決する参考にしてください。
目次
男の乾燥肌の原因とは?
何故オイリーなのに粉吹きなの?
男性の肌は女性よりも水分量が少なく保湿機能が低いと言われています。
そもそも乾燥しやすいお肌なんですね。
そんな乾きやすいデリケートな男のお肌。
強力な洗顔料を使っていませんか?
顔面の油を根こそぎ洗い流す洗顔料はオイリーで粉拭き肌の原因です。
ほっぺたカサカサ、お鼻ベトベトな顔の人。
粉ふき肌は、白く粉を吹いたように見える状態のこと。
肌表面が乾燥して角層細胞がめくりあがっている状態ですね。
角層細胞一つ一つがはがれやすくなっており、肌と衣類がすれるだけではがれます。
その角層細胞が粉状に目立つわけですね。
今まで通りの間違ったスキンケアをし続けていると、肌の機能が崩れたまま荒れた状態が改善されません。
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洗顔とお風呂の対策
洗いすぎはNG
顔が脂っぽいからと1日で何度も洗顔する人がいます。
それはNG。
綺麗にしたつもりが、角層を傷つけてはがれやすくし、水分が蒸散してさらなる乾燥を招きます。
悪循環。
肌のバリア機能が崩れると「汗、皮脂、ホコリ、ゴミ、細菌」などからの抵抗力が無くなります。
それが敏感肌。
最悪の状態ですね。
顔をゴシゴシ洗うだけでなく、熱すぎるお湯も問題。
洗顔料は泡立ててぬるま湯で十分に洗い流しましょう。
それなら「洗顔しないほうが良いのでは?」と思う人もいます。
洗いすぎもダメですが、汚れたままもダメです。
雑菌が繁殖してニキビや吹き出物などのトラブルの原因になります。
多分、臭くなるかも…。
ある程度の清潔さは必要です。
朝晩の1日2回、洗顔しましょう。
乾燥がひどい人は朝はぬるま湯だけの洗顔でもOKです。
夜の洗顔は外出してホコリなどが付着しているので優しく洗顔料で洗いましょう。
熱過ぎるシャワー
男性は「熱いお風呂」が好きな人が多いようです。
しかし、熱いお風呂で長湯は禁物。
汗をかき過ぎると皮脂や肌の水分も蒸発してしまいます。
もちろん乾燥肌の原因です。
湯船につかる場合は、38℃前後のお湯に15分ぐらいを目安に入るよいでしょう
シャワーだけの人も水温は38~40℃ぐらい。
気にしすぎて冷たいのも血行が悪くなり、おすすめしません。
ポイントはお風呂上がり。
お風呂上がりの濡れた肌は、乾燥しやすいです。
とてもデリケートなので、すぐに保湿しないと乾燥肌になります。
お風呂から上がったらすぐに保湿しましょう。
ニベアクリームで対策
洗顔の後、お風呂の後は水分が少ない状態です。
すぐに保湿対策が必要ですが、化粧水や乳液など女性のような細々したスキンケアを嫌がる男性も多いです。
そんな場合は「ニベアクリーム」の一択。
その名も「ガッテン塗り」。
「ためしてガッテン」で紹介されたニベアクリームのみのケア方法です。
洗顔後や入浴後はすぐにクリームを塗る、それだけです。
化粧水も使いません。
これは本来の皮膚が持っている自然治癒力を回復させているだけです。
私も共感する部分が多いです。
乾燥肌の対策は本来の機能を回復させることを意識した方がよいでしょう。
昔の私は長年リップクリームが手放せませんでした。
でも唇の自然治癒力がなくなってしまうと聞きやめました。
たしか1年目は結構悪化した感じがしましたが今ではリップクリームとは無縁です。
唇が本来の機能を取り戻したのでしょうね。
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食事や飲み物で対策
肌に良い野菜やお肉を食べよう
まずはビタミン類を多く食べましょう。
肌に良い食べ物ですね。
【ビタミンA】
肌のターンオーバーの働きをよくするビタミン。
免疫力も高め、肌の機能を回復、向上させます。
ビタミンAが豊富な食べ物:レバー、人参、シソ、卵
【ビタミンB】
次にビタミンB2、B6。
ビタミンB群はターンオーバーを正常な働きにしてくれます。
肌の新陳代謝に必ず必要な栄養です。
ビタミンBが豊富な食べ物:豚肉、豆類、レバー、卵、かつお、緑黄色野菜
【ビタミンC】
ビタミンCは美白効果もある栄養素。
女性なら知っている人も多いですよね。
保湿力を維持するのに必要なビタミンC。
コラーゲンも作られ、シミやシワも予防してくれます。
ビタミンCが豊富な食べ物:レモン、イチゴ、アセロラ、ほうれん草、キャベツ、アボカドなど。
水分をしっかり取る
乾燥肌になる原因に水分量の低下もあります。
身体の水分が不足すると、血液に問題が出てきます。
ドロドロ血液になり全身に血が行きわたらない。
「血行不良」の原因ですね。
それはお肌にも関係があります。
身体の細胞に綺麗な血液が届かない、それは新陳代謝が悪くなる。
もちろん肌のターンオーバーも正常な働きが出来ませんね。
また、汗をかいたりトイレに行ったり、何もしなくても水分は減っていきます。
「1日2りっとりの水を飲む」
というのは健康やダイエットだけでなく、お肌にも好循環をもたらしてくれます。
なるべく「水」を飲むようにしましょう。
白湯でも大丈夫。
ハーブティーなどノンカフェインでもOKです。
食べない方がよいもの
逆に食べるのを控えた方がよい食べ物や飲み物もあります。
【インスタント食品やファストフード】
添加物や油が多く、カロリーが高い。
栄養バランスが悪すぎて、お肌だけでなく身体が不健康になります。
【カフェインやアルコール】
コーヒー、紅茶のカフェイン。
また、お酒に含まれるアルコールも控えめに。
カフェインには「基礎代謝を上げる」研究結果が発表されていますが、
それ以上にやっかいなのが「利尿作用」。
無駄に水分を出すので体内の保水力が低下します。
実際にカフェインやアルコールを絶つ女性が増えているのも納得です。
【お菓子などの糖分】
お菓子だけでなく、菓子パンなどの甘いもの。
それらは砂糖や油が多いです。
太るだけでなく身体の老化を早める結果になります。
オフィスでの対策方法
加湿器を上手に使う
冬場は暖房を使いオフィスの中は、まるで乾燥機。
そんなオフィスには風邪対策の意味も込めて、加湿器を常備しているかと思います。
加湿器で湿気を多くすれば、乾燥肌に良いと思ったら間違いです。
湿度が高すぎると逆効果。
使用以上に湿度を上げると乾燥肌が悪化します。
湿度は50%程度を上限に設定しましょう。
お肌のうるおいはこの程度で大丈夫。
のどの乾燥などが気になるなら「マスク」を使いましょう。
ワセリン
乾燥肌の対策には「ワセリン」も使えます。
成分は石油から作られています。
ワセリンの使い方は皮膚に油の膜を作ることです。
肌に浸透したりしません。
コーティングするイメージですね。
使い方は米粒ぐらいのワセリンを手で良く伸ばし、気になる場所に塗ります。
グリセリン
「ワセリン」と「グリセリン」は働きが違います。
ワセリンはお肌の表面をカバーするもの。
グリセリンは化粧水に混ぜて、お肌に浸透させます。
肌の内側から守るイメージです。
使い方は化粧水にグリセリンを1粒から2粒入れるだけ。
後は普段の化粧水の使い方と同じです。
プチプラで対策
プチプラでおすすめの保湿クリームはやっぱりに「ニベアクリーム」。
色々とありますが、使いやすいこと。
安いしまずは「ニベア」で対策するのが早いでしょう。
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まとめ
今回は男性で顔の乾燥肌で困っている人に向けて対策方法をご紹介しました。
お肌の乾燥を起こす原因はちょっとした日常の習慣です。
「良かれと思ってた行為が…」
「その程度のことが影響していたのか…」
そのように思った人も多いかも知れません。
少しずつ、日常の行動を改善してプルプルお肌を手に入れてください。
ありがとうございました。