こんにちは。
2001年に大量の流星雨を降らせたしし座流星群。
2016年はどれぐらい楽しむことができるのでしょうか?
目次
2016年しし座流星群が見えるのはいつ?
2016年のしし座流星群は11月17日の19時
しかし、この時間の放射点はまだ地平線下です。
また月の光の影響で条件は悪いです。
一番ベストなタイミングは数時間待って翌18日の午前2時頃から明け方。
放射点は高く上がっていますが月明りの影響を受けないように観察しましょう。
それでも明るい流星しか確認できないと思います。
1時間の出現数も10個ぐらいの予想です。
方角は北東から南東に注目しておきましょう。
しし座流星群の特徴は?
しし座流星群の流星は尾びれを残す流星痕を残すものが多いです。
また速度が速いのも特徴です。
明るい流星も多いです。
しかし、今回は2001年の大出現のような期待は持たないようにしましょう。
条件が悪いと1個も見えないかもしれません。
条件が良い地域はアメリカらしいです。
2001年のしし座流星群大出現とは?
2001年のしし座流星群大出現ではアジア圏で1時間に1000個から2000個も
流星が見えるという流星の大出現がありました。
もちろん日本でも大騒ぎになり、「ラジオなのに生中継」などもあったようですw
私は見ることができませんでしたが2001年のような大出現は今後予測されていないようです。
しし座流星群大出現の周期は33年で次は2033年~2035年,2037年頃、と予想されています。
それでも1時間に数百程度の流星と予想されており、2001年にはとうてい及ばないそうです。
流星天文学の向上に影響を与えた、しし座流星群
しし座流星群は大出現のたびに流星天文学の向上に役立っています。
放射点の存在を発見させ、流星と彗星との関連性の研究促進にも役立った歴史があります。
「ダストトレイルモデル」の登場にも役に立ち、流星群のピーク時刻の予測精度を向上させています。
まとめ
2016年のしし座流星群は残念ながら条件は悪い。
ベストなタイミングは18日午前2時から明け方にかけて。
方角は北東から南東。
流星の数は少ない。
かなり条件は悪いですが月の光と町明かりの影響から逃げることが条件になりそうです。
田舎なら明るい流星は確認できそうですね。
では11月の天体ショー楽しみましょう。
ありがとうございました!